皆さんは、歯の治療を受けるとしたら、大学病院の歯科と町の歯医者さん、どちらが良いと思いますか？

 

大学病院は専門的な治療を行ってくれそうですが、ハードルが高いと感じる方も多いでしょう。一方、町の歯医者さんは通いやすいですが、特殊で難しい治療はできないイメージかもしれませんね。

   

ちなみにポラリス歯科・矯正歯科は、札幌に7つの歯科医院を展開する医療法人社団 千仁会のクリニックであり、代表を務める千田理事長は、北海道大学歯学部の臨床教授、北海道大学病院の臨床研修指導医でもあります。そのため、医療法人社団 千仁会には多くの専門医が在籍しており、チーム医療によって、難易度の高い治療にも対応することが可能です。

   

ただ、一般的には、通常の歯科医院は分院をいくつも展開するケースは少なく、その歯科医院で受けるのが難しい治療は、他のクリニックや大学病院へ紹介するということも多くなります。

 

もちろん町の歯医者さんにも、大学病院にも、メリットとデメリットがあります。そこで今回は、大学病院と通常のクリニックの違いや、どんな時にどちらを選ぶのが良いのかについてご説明します。

大学病院の歯科の特徴

 

まずは大学病院の歯科の特徴についてお話ししましょう。

教育と研究

 

大学病院の大きな特徴は、大学病院は大学という学ぶ施設に付随している病院であり、教育機関であるということです。歯科医学生や研究者を育てるという人材育成の役割があります。

高い専門性

 

研究を行う大学病院の歯科には、様々な人材がいるため、専門分野に特化したスペシャリストも多く在籍しています。また、歯科口腔外科、口腔病理学科など、高度な専門的治療を受けることもできます。

複雑な治療にも対応

上述のとおり、大学病院には各分野のスペシャリストが在籍しているため、町の歯科医院では行えないような複雑な治療や、特殊な症例に対応することが多くなります。

 

ただ、全ての治療を大学病院で行うわけではなく、治療後のメンテナンスや基本的な歯科治療は、一般的な歯科医院が担当するパターンもあります。

町の歯医者さん、一般的な歯科医院の特徴

 

大半の方は、町の歯医者さんや一般的な歯科医院（クリニック）を受診することが多いでしょう。ですから、おおよその特徴はご理解いただいていると思いますが、やはり一番の特徴は地域密着性と言えます。

 

特殊な症例への対応は行わないものの、近隣の患者さんを対象に、虫歯治療や根管治療、親知らずの抜歯など、多くの人がかかりやすい歯の病気を治療していますので、かかりつけ医としては、町の歯医者さんや通常のクリニックの方が選ばれるでしょう。

 

また、ホワイトニングや歯をセラミックにしたいといった審美的な治療も行えますし、歯周病への対処や定期検診による予防歯科やメンテナンスで、お口全体が健康になるようにサポートもしてくれます。

大学病院の歯科のメリット

専門性の高い治療が受けられる

 

先ほどもお伝えしたとおり、大学病院には様々な人材がおり、その分野の最新の技術と器具が揃っているので、専門性の高い治療を受けることができます。やはりこれが一番のメリットです。

 

町の歯科医院では受けることができない特殊な処置や、世間一般には使われていないような最新の薬剤を使っての治療なども行えることがありますし、一般的なクリニックで行う種類の治療でも、「大学でその分野を研究しているスペシャリストの先生に診てもらいたい」と思われる方には、大学病院が有力な選択肢となります。

大学病院の歯科のデメリット

 

専門性が高く、高度な治療が受けられるという大きなメリットがあるものの、大学病院には大学病院ならではのデメリットもあります。

予約の取りにくさ

受診されたことがある方ならばご存知だと思いますが、大学病院は混雑していることが多く、予約も取りにくいのが実情です。また、待ち時間が長いことも多くあります。

ドクターを選べない

先ほど、その分野を研究しているスペシャリストの先生に診てもらえると書きましたが、当然そのような先生は多忙のため、必ず受診できるわけではなく、残念ながら、どうしてもケースバイケースになります。

 

実際には大学病院ではドクターを選べないことも多く、また、教育機関であるため、研修医が担当医になったり、学生実習の協力をしなければならないこともあります。

 

難しい症例でなければ研修医や若手のドクターが診ることになり、また、研究機関でもあるので、臨床研究の症例のお願いをされることもあります。このようなことが苦手な方には、大学病院はおすすめできません。

治療費が高い

 

専門的な治療を行うことに加え、大学病院はその町の基幹病院の役割を担っていることも多く、研究と教育のための設備も提供しているため、治療費が高くなる傾向にあります。

町の歯医者さん、一般的な歯科医院のメリット

では続いて、町の歯医者さんや一般的な歯科医院のメリットをお伝えしていきましょう。

予約が取りやすい

 

町の歯医者さんや一般的なクリニックは、当然大学病院に比べて予約が取りやすく、待ち時間も少なくて済みます。もちろんポラリス歯科・矯正歯科では予約システムを導入しており、スムーズにご来院でき、お待たせしません。

 

痛みが強いなど、「なるべく早く診てもらいたい」と思っている時は、通常の歯科医院の方がはるかに有用です。

アクセスが良い

 

町の歯医者さんや一般的な歯科医院は、近隣の患者さんのことを考えているため、アクセスが良い場所に開業しているクリニックがあるのもメリットです。

 

大学病院は地域の大都市圏にあることが多いのですが、町の歯医者さんや一般的な歯科医院は、日本全国の様々な地域にあるので、家の近くで通うことができます。

 

ポラリス歯科・矯正歯科は、札幌駅北口から徒歩30秒というアクセスの良さを誇りますが、これも全て患者さんの通いやすさを考えればこそです。

密接な信頼関係を築ける

 

タイトなスケジュールの中、多くの患者さんを診なくてはならない大学病院では、どうしても患者さん一人一人に多くの時間を割くのは難しくなります。

 

ポラリス歯科・矯正歯科は、何より患者さん一人一人としっかりと話し合うことを大切にしていますが、良質なクリニックであれば、患者さんと丁寧に対話し、信頼関係を作っていけるのも大きなメリットと言えるでしょう。

 

そのような信頼関係があればこそ、患者さんの歯の健康状態や治療歴を長期的に見て、お口の中全体の治療プランを立てることができるようになります。

地域のニーズに応じた治療経験が豊富

 

町の歯医者さんや一般的な歯科医院は、地域の歯科のニーズに合わせて治療を提供することが多いため、ご自身に合ったアドバイスも受けやすくなります。

 

例えば、高齢者が多い地域では訪問診療や入れ歯が得意な先生が多かったり、子供が多い地域では小児歯科が充実していたりと様々ですが、ご自身の環境に近い患者さんが多いことで、歯科医院側でもそれに合わせた知見が豊富になっているのです。

町の歯医者さん、一般的な歯科医院のデメリット

専門的な知識・機材を要する治療は困難

先ほどお話ししましたが、町の歯医者さんでは一般的な歯科治療をメインとしているので、特殊な症例の治療や、最先端の治療を行っていることは少なくなります。設備面でも、大学病院並みの機材を個人の歯科医院が用意するのは難しいでしょう。

 

また同様に、複雑な治療や専門的な知見を要する治療を行うのも、通常のクリニックでは知識や経験が十分でないこともあります。

 

やはりこのような場合は、紹介状を書き、大学病院での治療を勧めるケースが多くなります。

一般的な治療も、専門的な治療も、ポラリス歯科・矯正歯科にお任せください

大学病院には大学病院の良さ、町の歯医者さんには町の歯医者さんの良さがあります。町の歯医者さんや歯科医院で、お口の中を全体的に管理してもらい、特殊な治療が必要な際には、大学病院で専門的な処置を受けるという選び方がセオリーと言えるでしょう。

   

ただ、ポラリス歯科・矯正歯科は、トップページでもお伝えしているとおり、どのような治療にも対応できる、患者さんにとって理想的な環境を用意することを使命として開院しました。患者さんのお気持ちを考えれば、この治療はあのクリニックで、別の治療は他のクリニックで…と言われたら、やはりご不便をお感じになるのではないでしょうか。

   

冒頭でも触れたように、ポラリス歯科・矯正歯科は、千田理事長をはじめとした多くの専門医が在籍する医療法人社団 千仁会のクリニックです。特殊な症例への対処や、専門的な知見を要する治療であっても、その分野の専門家たちによるチーム医療によって対応することができますので、安心してまずはご相談ください。